悶々として……

忍剣花百姫伝6 星影の結界 (Dream スマッシュ!) (Dreamスマッシュ!)
昨夜、『忍剣花百姫伝7』の原稿がどうにも進まないので、なぜなのか?と考えていたら、悶々として眠れませんでした。3時半ごろまで眠れなかったのですが、その後、はたと思い至ることがあって、そのまま眠ってしまったようです。で、7時に目覚めて、やや睡眠不足ですが、これから、今日は書けるだけ書こうと思っています。
とはいえ、明朝、資料用に買った本棚がとどくので、その準備を午後にはしなければなりません(家具の移動など)。
時代ファンタジーを書くために集めた資料が、古代遺跡から始まって、平安、戦国、江戸、幕末まで、さらに、職業的な資料、忍者、同心、陰陽師などなどの資料があちこちに積み上げた状態で、書斎は足の踏み場もなしの状態なので、やむを得ず、客間である一階を第二の書斎にすることにしました(そうでないと、本の重さで古家の二階が落ちそうなのです)。純然たる客間がなくなってしまうのですが、まあ、仕方がないかと。仕事をしやすい環境づくりができれば、執筆もはかどりそうです。
で、昨夜というか、今朝未明、はっと思い至ったのは「心情」という言葉です。今回は完結編ということで、ストーリーをどう収めるかばかりに腐心していたのですが、そのせいで、どうしても、ああでもないこうでもないと、書いてはすぐ迷いが起こっていたのです。
それが、はっと思い至りました。展開より心情だと。花百姫の心情に添って書けばよかったのです。なぜなら、完結編だからこそ、主人公やレギュラーの心情ほど重要なものはないのでした。ストーリーは登場人物たちの魂が動かしていってくれるはずです。ああ、よく知っていたはずのこの段取りをうっかりするなんて、完結編とは手ごわいです。さあ、長い日記は禁物。これから書きます!