後藤竜二さんを偲ぶ会

本日、戻りました。
昨日、われらが兄貴「後藤竜二さんを偲ぶ会」に行ってきました。
リーガロイヤルホテル東京は都心にあるというのに、こんなに美しい中庭がありました。
紅葉した木々が美しく身を飾って、後藤さんを見送ってくれているような気がしました。
偲ぶ会に集った人たちは、小学生の読者、先生、読書運動の活動をなさっている皆さん、作家、画家、編集者、各出版社の社長さま方……そして同人季節風の面々……およそ四百数十人にものぼったようです。
会場全体は大きすぎて撮れませんでしたが、雰囲気は伝わるでしょうか?
後藤さんの大きさ、人としての魅力の深さを、あらためて感じました。偲ぶ会を企画し実行したのは季節風ですが、この日は、各出版社の編集長、編集さんたちが受付を手伝って下さり、ご案内をして下さり、それはもう、綺羅星のごとくでした。
この会場に来て、後藤さんの遺影を見ても、いまだに後藤さんがもういないのだとは信じられないのです。
さまざまな方からの偲ぶ言葉をお聞きして、私が知らなかった後藤さんを垣間見たようで嬉しく寂しく、懐かしいのに悲しすぎて、なんだか、自分の心がどうなっているのか、よくわかりませんでした。
たぶん、このままずっと、私は、後藤さんが亡くなってしまったことを納得も実感もできないのだと思いました。あまりに鮮やかに、後藤さんの笑顔や声が脳裏に焼き付いているからです。
爽やかな兄貴のまま逝ってしまった後藤さん……「いきなりすぎます…」って、恨み言をいいたくなった人は沢山いらしたのではないでしょうか。
偲ぶ会式典の後は、懇親会、二次会、三次会と、誰もが後藤さんを語って呑んだくれました。(いえ、下戸の方もいらしたのですが)
式典で頂いたご本、二次会で頂いたご本、それに、ジャンケンで勝ち取った後藤さんの息子さん後藤耕さんのご本です。どれも、これから楽しみに読ませて頂きます(『風景』だけは既読ですが、もう一度読み直したいと思います)。

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