初詣迷い道

お正月はずっと仕事をしていたので、10日に初詣に行ってきました。
まず、「どこへ行きたい?」ときかれました。
といっても、今日は雪がちらほらするお天気ですから、大好きな滋賀県までは遠すぎます。
近場なら、京都の御香宮という選択肢もあったのですが、今年は心機一転でっかい夢を見る覚悟のわたくし。
「そうなると、今年はやっぱり商売繁盛の稲荷大社!」と宣言。
ところが、さすがお正月、稲荷大社はすべての駐車場が満車で近づけず。
しょうがないね…と、御香宮へ引き返す道、心に響いたお声がありました。
「こらあっ、りえ子!『でっかい夢=金儲け』なんちゅう間違った考えを持っとるんやないやろなあ〜」
あっ、たしかに……。
なんちゅう貧しい発想をしてしまったんや……す、すんません、神様!
反省しつつ、御香宮へ。
その途中、またもハッと気づきました。
「そういや、昨日まで、城南宮を舞台に小説を書いてたではないか!」と。
「いかん。城南宮へ行かねばっ!」
そんなわけで、御香宮と城南宮へ、はしご初詣に行って来ました。
【城南宮パンフレットより】












考えてみれば、どちらも幕末にご縁のある神社です。新選組を書いているのだから、当然こっちをお参りすべきだったのです。
うかつであった…
しかし、本人は気づかずとも、あっさり引き寄せられた二つの神社。
ああ、神様……ついつい金儲けに引かれたわたくしを、どうかお許し下さい〜