香月日輪ねえさん



yahooニュースに、香月日輪ねえさんの訃報が出ました。
日輪ねえさんのご本名、生年月日、病名などはあきらかになっていませんので、私もここでは多くは語りません。ただ、これまで、ねえさんの闘病生活を垣間見ながら、彼女の強さと朗らかさにずっと感動していたことだけはお伝え致します。
ねえさんがこんなに早く逝ってしまうなんて、無念で無念でなりません。
近くねえさんずの怪で美味しい物を食べようねと約束していたのに、それも叶わぬことになりました。
ねえさんずの怪というのは、令丈ヒロ子さんと香月日輪さんと越水の作家同士の親睦会で、三人とも不思議話を書くので「会」を「怪」としたような次第です。
先日、令丈ねえさんと二人で、日輪ねえさんの仮通夜には馳せ参じ、多くのお友達と一緒に、ねえさんを偲んで、小さな形見の品を頂いたことだけはご報告致します。
ただ、ご家族のご心中を思うと、申し上げる言葉も見つかりませんし、何より、日輪ねえさんがどれほど無念だったかを思うと、ご冥福をお祈り致しますというような過ぎ去ったことのような言葉にもすることもできず、ただただ、私も心から無念だと申し上げるしかございません。
ねえさんの著書の発行部数は370万部を超えるそうです。まだまだバリバリ書ける気力と若さが十分すぎるほどあったのに……と思うと、比べ物にならないなりに同じ作家としても、友人としても、喪失感が大きすぎて、今は現実が受け入れられないような状態です。
なので、これ以上のことは何も書くことはできません。今回に限り、コメントを頂きましても、私はお返事することはできないと思います。ただ、天路のねえさんへのご挨拶として頂ければと思います。
もし、香月ねえさんを惜しんで下さる方がいらっしゃいましたら、ねえさんがお元気だったころの愉快な「ねえさんずの怪」で、もう一度、ねえさんに出会ってみて下さい。
タイトルカテゴリーの[ねえさんずの怪]をクリックして頂ければ、楽しいねえさんに再会できます。