龍馬の血を吸った掛け軸

【淡海槐堂の碑】
あの掛け軸を描いて、龍馬その人にプレゼントした淡海槐堂さんのご子孫の方から、当時のいろいろを聞かせて頂きました。
淡海槐堂は、幕末の大商人で、龍馬や志士達へ、今で言う億にのぼる資金援助もしていた人です。
その内容は、詳しくはここへは書けませんが、参加者の中からも、龍馬暗殺の話が出ました。
まことしやかに伝わっている見回り組暗殺説は本当だろうか?という疑問は、以前からありましたが、それは、近江屋で龍馬の受けた刀傷は公にいわれている通りではなく、背後から深い刺し傷があったという証言が残っているからです。
幕末の剣士だった龍馬が、見知らぬ人間、あるいは敵に、無防備な背を見せるはずもなく、もしや、親しい人間、味方だと思っていた人間に刺されたという疑いが大きくなります。
龍馬暗殺は、まだまだ謎に包まれているのですよ。かといって、私は中岡が襲撃団の一人であったとは、思っていませんけどね。
とまあ、そんな話はまたいつか。今夜はもう、寝なくては…