大神神社で写り込んだオーヴ

先週の土曜に、奈良大神神社(おおみわじんじゃ)へ、家族で行ってきました。
家族のうち二人が、今年本厄、後厄と重なっていたので、厄払いご祈祷を受けてきました。
大神神社は、近畿最大のパワースポットともいわれる神社です。
ここは、拝殿はあるのですが、本殿はありません。
三輪山をご神体として、古来の自然崇拝の形がそのまま残っている神社です。
これまでも何度かお詣りしたのですが、霊能力など全くない私でも、ひしひしと霊気を感じる神社です。
三輪山は、『古事記』や『日本書紀』にも登場する聖なる山で、大物主神(おおものぬしのかみ)さまの神体山として信仰されてきました。

さて、これが大神神社に到着時の写真。
こんなに明るかったのです。とはいえ、時間は3時半ごろ。
実は、愛犬が急病になって午前中は獣医さんへ行っていたので、こんな時間になってしまったのです。
でも、家族そろって休みはこの日だけだったので、もしかしたら、ご祈祷は間に合わないかと思いながら来たのでした。
もし間に合わなければ、大神さまが「今日は来るな」とおっしゃっているのかもしれないので、お参りだけであきらめようと思っていたのです。
ところが、なんと、最後のご祈祷に間に合いました。
大神さまは「やあ、よく来たね」と、いって下さったのかもしれません。
しかし、ご祈祷を終えたら、こんなに暗くなっていました。
でも、お参りだけはするつもりで、拝殿を拝してから、狭井神社へ向かいました。
その道です。
狭井神社への参道を歩いていると……
行く手から、巫女さんが二人、こちらへ向かってらっしゃいました。
このとき、家族全員が携帯やカメラで写真を撮りました。
その中で、私の写真だけに、写りこんだ丸く白い、無数のオーヴ(玉響・たまゆら)です。
(元の写真は、上の写真と同じぐらい暗いですが、オーヴがよく見えるように画面を明るくしました)
この写真に写りこむオーヴは、カメラのフラッシュに光った微小な埃だとおっしゃる方もいらっしゃいます。
でも、これまで、私のカメラにオーヴが写りこんだのは、あがた神社の暗闇の奇祭(このときは、フラッシュなしでも、祭りと離れて境内の木の梢を撮っても、すべてにオーヴが写りこみました)、同じく京都岡崎のきつねの嫁入り行列(白狐の面をかぶったカップルが狐の嫁入りを再現した行列)、さらに熊野の継桜王子(つぎざくらおうじ)神社の鬱蒼とした杉木立の中、そして、今回の大神神社参道です。
もし、これが、カメラのいたずらにしては、このオーヴたちはなんと神聖な場だけを選んで登場してくることか……!
やはり、カメラのいたずらだけでは片付けられないような気がします。
オーヴが心霊現象だという見方の場合、神道の四魂の奇魂(くしみたま)のことであるともいわれているそうです。
四魂とは、荒魂(あらみたま)、和魂(にぎみたま)、幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)のことで、人間の心だけでなく、この世の森羅万象すべてが、この一霊四魂から成り立っているそうで、大神神社は和魂(にぎみたま)の神社です。
しかも、この日、ご祈祷で「……幸魂、奇魂」と、神主さんと唱和して祈ったばかりだったのです。
もしかしたら、あの祈りの祝詞を聞いて、奇魂が現れてくれたのかもしれません。
また、心霊といっても、オーヴは、霊が喜んで出てきたものといわれるので、不吉な現象ではありません。

さて、こちらは、鎮女池の弁天さま。
この女神さまも、とても力のある神さまであるらしいと、『奇蹟が起きたパワースポット』(著者は森田健さん山川健一さん)で、読んでいたので、念入りにお参りしました。

そして、こちらは「大神荒魂神(おおみわのあらみたまのかみ)」をお祀りした狭井神社
薬井戸(くすりいど)の神水で有名な神社です。














巳さんの御手洗。














久延彦神社(くえひこじんじゃ)へ行く途中の景色。
夕焼けの町に、大神神社の鳥居が浮かんで神秘的です。











そして、帰り道の参道に、やはりオーヴが。
気をつけてお帰り〜って、見送ってくれたのかも。
ありがとうございました、大物主神さま。






奇蹟が起きたパワースポット

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