越水利江子

読んで下さってありがとう〜

長年、物書きをやっていると、世間には、ほんとに、本好きの素晴らしい方が多いと思います。 人生を楽しむために読書をなさって、そこから得た喜びや感動や、ふとした疑問などを綴って下さる方々、それらのレビューからは、作家も元気を貰ったり、時には勉強…

第9回美作市文学祭において【作家/あさのあつこ、八束澄子、越水利江子の鼎談】があります!

開催日 平成27年12月12日(土) 場所 作東バレンタインプラザ(美作市江見945) 13:00〜 オープニングセレモニー 読書感想文コンクール「あさのあつこ賞」表彰式 13:45〜 鼎談 15:30 閉会 (※こまかなタイムスケジュールは、まだ変…

にゃんこ本が福を招く⁉ 日本経済新聞に、白泉社、招き猫文庫が紹介されました〜

にゃんこが福(つまり、客)を招いてくれるという記事。 ということで、まさに猫本の『てのひら猫語り』と『うばかわ姫』を、どうぞよろしくお願い致します〜 てのひら猫語り~書き下ろし時代小説集~(招き猫文庫)作者: あさのあつこ,金巻ともこ,越水利江子,時…

新刊落手!年末の鼎談にそなえて

ゆらやみ作者: あさのあつこ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/06/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見るいのちのパレード作者: 八束澄子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/04/17メディア: 単行本この商品を含むブログを見るあさのあつ…

【8/17更新】生原稿を引っ提げ、全国から、作家/書き手が集合!第37回季節風大会は、予約をお急ぎください!

今年のテーマ★書きたいもの、書くべきもの★ ◆日 時:10月24日(土) 12:00〜13:00 受付 13:00〜13:30 季節風総会(非会員の方もどうぞ) 13:30〜18:30 分科会(合評会) 18:30〜 夕食・懇談会(懇談会のみ参加も可) 10月25日(日) 9:00〜14:00 分…

『笑い猫の5分間怪談1 幽霊からの宿題』『笑い猫の5分間怪談2 真夏の怪談列車』が届きました!7/17に、同時発売です!

笑い猫の5分間怪談 (1) 幽霊からの宿題 (電撃単行本)作者: 松原秀行,越水利江子,緑川聖司,芝田勝茂,富安陽子,令丈ヒロ子,那須田淳,okama,河合祥一郎出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2015/07/15メディア: 単行本(ソフトカバー…

今、振り返る、京都府立図書館は今も児童書を置いていないの?

「京都府政が児童書を府立図書館に置かないという決定をした時のエッセイ」 今読めば、思いが強すぎて、我ながらちょっと恥ずかしい。でも、これが、もし、若手の作家の意見として今読んだら、やはり、同感だと今も思います〜 「こどもの本」written by 越水…

『10歳の質問箱 なやみちゃんと55人の大人たち』著/日本ペンクラブ「子どもの本委員会」編

10歳の質問箱 なやみちゃんと55人の大人たち作者: 日本ペンクラブ「子どもの本」委員会,鈴木のりたけ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2015/06/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る子どもの「なぜ?」に作家が答える人生相談。「元気がないと…

6月26日〆の「児童文芸の原稿、初稿上がりました!

「超短編(ショートショートの枚数)のタイムスリップ物を」という依頼で、思ったより、苦戦しました。 タイムスリップ物語は、仕掛けに枚数が必要で、行って帰るのにも仕掛けと展開が大切なので、ショートショートとなると、稲垣足穂みたいなナンセンスSFで…

どこまで歩くどこまで行ける

物書き稼業二十一年目になって、ふと振り返ってみたエッセイに、こんな一文がありました。 私のデビュー前後はといいますと、私のデビュー前年92年(93年度)には、今では著名な湯本香樹実さんが『夏の庭』で児童文学者協会新人賞を受賞されています。 デビ…

もし、過去へタイムスリップできるとしたら、いつの時代に行きたい?

などと考えつつ、タイムスリップ物の短編の原稿のアイデアが行ったり来たりしています。 タイムスリップさせてくれる不思議アイテムは思いついたんだけど、さて、その時代で何をしたいか…が、一番大切。 まず、人だなと思う。 誰に会いたいか、会ってどうし…

取材で感じた安土城址のオーラ…『うばかわ姫』著/越水利江子・イラスト/こより

日本歴史上、類を見ない大天才であり、大魔王ともいえる織田信長は、時代小説を書く者にとっては、いつか書きたい戦国武者の第一ではないかと思います。 私自身、これまで、『時空忍者おとめ組』シリーズ(講談社青い鳥文庫)、『江 戦国を生きた姫たち』(ポ…

話題のシリーズ『笑い猫の5分間怪談』予約受付開始!(著/松原秀行/越水利江子/緑川聖司/芝田勝茂/富安陽子/令丈ヒロ子/藤木稟etc ・絵/okama・責任編集/那須田淳)

超豪華なアンソロジーです。 アマゾンで一巻、二巻同時予約受付開始しました〜笑い猫の5分間怪談 (1) 幽霊からの宿題 (電撃単行本)作者: 松原秀行,越水利江子,緑川聖司,芝田勝茂,富安陽子,令丈ヒロ子,那須田淳,okama,河合祥一郎出版社/メーカー: KADOKAWA/ア…

『うばかわ姫』著/越水利江子・カバーイラスト/こより

ついに、新刊のお知らせを公開できることになりました〜 文芸誌「読楽」(徳間書店)に掲載された短編を、書き下ろし長編時代ファンタジーに仕立てあげた『うばかわ姫』が、来たる夏7月3日に、白泉社招き猫文庫から発行されます! 児童書の仕事が多かった私に…

「視えるシリーズ」の『みんなが視える!』(角川つばさ文庫)を、「児童文芸」の6,7月号の書評に取り上げて頂きました。

ここをクリックすれば拡大されます↓ https://www.facebook.com/photo.php?fbid=656657597801590&set=pcb.656665167800833&type=1&theater 書評は、土山優さんです。 ありがとうございました〜みんなが視える! 地霊町ふしぎ探偵団 (角川つばさ文庫)作者: 越水…

水晶のかち割り

香月日輪ねえさんを偲ぶ日を水晶忌と名付けてから、なんとなく水晶が懐かしくなり、昔、幼なじみの男の子が山から採ってきてくれた水晶の結晶を思い出しました。 京都の東山で育った私は、子どもの頃なら、すぐそばに山があり、崖の地層から水晶の結晶が掘り…

水晶の結晶も届きました〜

これは、ヒマラヤ水晶なのですが、子どもの頃、幼なじみの男の子(デビュー作を読んで下さった方にならわかると思う「みきちゃん」です)が、山で採ってきて、プレゼントしてくれた結晶と、大きさも透明度も同じぐらいです。 浄化してから送って下さったそう…

香月ねえさんを偲ぶ怪「二人水晶忌」で思ったこと

←水晶の結晶集合体! 作家にだって、誰にだって、羨ましいという感情はあるし、ことに、新人の頃は処し方がわからず嫉妬と混同する。 だが、羨ましいと嫉妬は別。 「羨ましい」は結晶すれば、「あの人の仕事は素晴らしい=敬愛」に繋がっていく。 そうなれば…

香月ねえさんを偲ぶ怪「二人水晶忌」

【水晶のような滴の写真/田中風馬】 今日は楽しかったです…といってはいけないのかもしれないけど、香月ねえさんが一緒にいた頃と同じに笑ってばかりの私的水晶忌でした。 でも、しんみりしたりするのを、ねえさんは望んでいないと思うので、これまで通り笑…

今年最後の庭の木苺、真っ赤に熟れてます〜

甘いです。 毎年沢山採れるのに、今年は気づいた時には小鳥さんがついばんだ後。 少ししか残っていませんでした。 その終わりの二粒。宝石みたいに真っ赤に熟れて、プチプチ甘いです〜

ずっと欲しかった本がやっと買えました〜『妖怪図巻』図書刊行会/京極夏彦・文/多田克己/編

『妖怪図巻』図書刊行会/京極夏彦・文/多田克己/編・解説真の闇を知っていた昔の人々が想像した自由奔放な妖怪が、封じ込められています。筆の線がおどっています。ユーモラスで不気味で楽しい! 京極夏彦さまの巻頭文も面白くて、多田克己さまの巻末解説は…

続報/香月日輪ねえさんを偲ぶ日を「水晶忌」と名付けました

「水晶忌」についてブログアップした後、読者さんや作家仲間から、「『水晶忌』って、とてもいいね!」というお声を沢山頂きました。「ねえさんずの怪」としては、ほっとしたり、喜んだりしています。 香月作品ファンの皆さんと心を一つにして、ねえさんを偲…

香月日輪ねえさんを偲ぶ日を「水晶忌」と名付けました

ねえさんずの怪の令丈ねえさんと、水晶が大好きだった香月ねえさんを思い出して、ダイヤモンドなんかと違って、ピュアで庶民的な宝石、水晶がぴったりだと意見が合ったので。 透明で美しい結晶、水晶の晶の字には、お日様が三つも入ってるところも、お日様み…

今日の収穫!

とろける甘さの我が家のさくらんぼ! これで、鈴なりのさくらんぼの五分の一ぐらい。 高枝のさくらんぼは、小鳥と虫さんに残しておこうか…と。 収穫する時、さくらんぼの木に、「何にもしてあげてないのに、こんなに実をつけて、えらいねえ、ほんとに、えら…

庭のさくらんぼが熟しました〜

食べてみたら、驚くほど甘くて舌の上をとろけるよう……それも、人工的な甘さではなくて、爽やかな香りと果物の甘さが口の中一杯にひろがりました。 大自然の贈り物だと思いました。 これなら、小鳥さんが素早く食べにくるのも当たり前〜♪ 自然のさくらんぼが…

さくらんぼがたわわです〜

庭の桜の木に、つやつやのさくらんぼがなりました。 美味しそう〜 でも、明日ぐらいが食べごろかなって思ってると、翌朝消えていることが…犯人は小鳥さん。 山が近いので、小鳥も沢山いるんです〜 ◆

作家へのご褒美

夏から秋発行の新作三つの初稿ゲラ校正、ほぼ終わりました。 この後、まだ二校があるものもありますが、ひとまず、一段落。…ほっ♡ とはいえ、6月〆、7月〆の三つの原稿はまだ手つかずなので、もう、そろそろ取り掛からねばなりません。 つまり、作家にとって…

香月日輪ねえさんが逝ってしまって、もう4ヶ月…

光陰矢のごとし、時の流れの速さについていけません。 『妖怪アパートの幽雅な日常』シリーズだけでも、370万部超えという超人気作家だった香月ねえさん、まだまだバリバリ書ける若さだったし、絶頂期に逝ってしまうなんて、どんなに無念だったろう…と思う反…

嫉妬するほど素晴らしい…

嫉妬せずにはいられないご活躍の友人作家のにいさんとねえさん。 でも、ある時からごく自然に、嫉妬じゃなく深く敬意を感じて、さらに気が合って仲良くなったにいさんとねえさんがたに、振り返ってみるとずいぶん助けられています。その実、ここに全部あげら…

日本児童文芸家協会創立六十周年記念誌『きょうも、書いている。』

記念誌が網羅した膨大な情報、錚々たる作家さまがたの懐かしい近況など…協会ならではの記念誌でした。 編集委員会の皆様、ご苦労さまでした! 私は、「児童文芸とわたし」の項に、一文を寄せております。