花よりほかに

行ってきます〜

11月22日は、後藤竜二さんを偲ぶ会です。 家は、家族と愛犬にまかせ、朝の新幹線で東京へ。 帰宅は、23日になります。 まだまだと思っていたのに、あっという間に過ぎ去る日々。 人生が駆け去っていく足音が聞こえるような気がします。そう、あれは私の人生…

時々は記憶から引っ張り出して、刻みつけておきたいこと

[【京都木屋町、傾いた町家。でも、立派なビルよりずっと風情がある…】 これは、かつて、作家の集う飲み屋で聞いたお話です。 人間の心(脳ともいえる)には、末那識(まなしき)と阿頼耶識(あらやしき)があるのです。末那識は梵語でmanas、意識と訳します…

比叡山の紅葉

昨日は比叡山へ紅葉狩りに行ってきました。 でも、カメラを忘れたので、紅葉を拾ってきました。 これだけでも絵になるね。 比叡山は、北の斜面が綺麗でした。 で、こちらは去年の比叡山の紅葉です。 この時が100点満点とすると、今年は70〜80点かな? とはい…

他人の中のわたし

riekossy 自己というのは自分の中にあると現代人は考えていて、そこから生まれてくる発想が「墓はいらない、海にながしてくれ」というもの。そういった自己は明治維新以降に出てきた「我」であり、そんなものは大したもんではないとおっしゃったのは、養老孟…

人は、人生の早い時期に生まれてきた理由を知るのだよ

これは、昨日の日記に書いた『アルケミスト』に書かれた言葉です。 ◆人は、人生の早い時期に生まれてきた理由を知るのだよ。(※だが、前兆に注意しないものは、やがて、それを忘れていく) ◆(人生の)宝物を見つけるためには、前兆に従って行かねばならない…

雨は降らなければならない

今、ヴァンパィアの物語を書いてます。 アンソロジーなので短編、でも、実はもっと長い物語の習作のような作品です。 〆切より早めに入稿したいのですが、できるでしょうか…。それで、今夜は「遠い日の日記から」。 ある朝、朝風呂へ急ぐ娘が、台所を通り抜…

衝撃のニュース、理論社、民事再生法の適用を申請

昨夜、「理論社倒産!」「民事再生法の適用を申請」のニュースが駆けめぐったツイッター。 フォロワーさんたちとのやりとりを、時間を追ってひろってみました。 本当はこの十倍ぐらい、いや私の知らないところも入れれば、百倍千倍ツィートが飛び交っていた…

幕末取材ピックアップ

膨大にある取材記録から楽しんで頂けそうな記事を少々ツイッターでご紹介しました。ブログの常連さまはご存じの記事だけど。 総司忌や他幕末関連取材記事はカテゴリーの【新選組】【総司忌】などをクリックすると検索できます。 幕末取材記録4「坂本龍馬の愛…

孤独、愛、夢……

子どもの頃、そんな気持ちになることがあったよね。寄る辺ない孤独。子どもの感性は、大人よりずっと真理に近い…RT @sayoko_bot ここは、うちの家やない。うちは、どっかへ、帰らないかん。 「愛してる」っていうだけなら、簡単なんだよっていう人。うん、簡…

思い出ぼろぼろ

古い日記から。あまりの金運のなさに、いっそペンネームを変えようと悩んだ数年前。敬愛する先輩から、「天下の越水利江子が名前を変えてどうする!」とお叱りのメールが届いたとの記録。自らの認識では今でも無名の越水でしかありませんが、その時は感激し…

京のひととき

今日は久しぶりに、のんびり過ごせました。 このところ、二人して気に入っているお店で頂いた会席の秋の一品。 銀杏、紅葉などの吹き寄せ、一つ一つ、美しくてみとれました。 お酒もお料理も美味しくて、心もあらわれました(なに、酒で洗うのか!?って、突…

おもしろ日記抜粋「いいこと探し」

いやなこと、辛いことを抱えながら生きるのが人生だとしても、おかれたその場で生活に困ることはないのに悩む人もいれば、明日の食糧確保に悩む人まで、悩みは種々雑多。 これが重くてこれは軽いというのは、さらに重い悩みが当人にのしかかってきたその時し…

深夜のつぶやき12〜14「いやな事があった時…」

作家は皆、自著を読んでほしいと思っている。なのに、誰かの本ならすすめられるけど、自著についてはいやいや私なんぞ…っていう。でも、自分なりに、世に出す価値があると思ったから書いたんだよね。私なんぞが書いた本だけどいい本だと思うから読んでねって…

深夜のつぶやき8〜11「月に関するつぶやき」まとめ

昨夜は中秋の名月でした。 ところが、京都は雲が厚くて、名月はなかなか姿をあらわしてくれず。 真夜中、ゴミ収集場所へゴミを出しに行ったまさにその時。 待っていてくれたように、月が顔を出してくれました。 ありがとう、お月さま。 というわけで、月に関…

深夜のつぶやき5〜7「自己顕示欲って…」

自己顕示欲って皆もっていると思います。根っこは私に気づいてほしいって思いだから。それをストレートに出せる人と、そんな恥ずかしいことはできないと思う人とは、自己顕示欲の表し方が違うだけ。 自分を押し出せるタイプと、そんなことできない自分をわか…

つぶやき(5) 心の傷は癒されるのか

ツイッターのつぶやきから。 私は心の傷を癒せただろうかと考えて、いや、血止めをしてるだけだなと気がついた。他者から斬りつけられた傷を癒してくれるのは、やはり他者。独りでは、血止めをして戦士のように戦い抜き、他者を救うことはできても己を救うこ…

深夜のつぶやき三連発その1〜2

ツイッターでつぶやいたことは日々更新されて探索不能になっていくので、一部転載しておきます。どうやって作家になったのかとよくきかれる。後ろ崖っぷちやったからとこたえる。才能以前にそれやったなあと今でも思う。前に進むしか生き残れないと思い知っ…

あんたと私

〆切だけのせいではなく、心も肌も荒れてるみたい。 弱虫と強がり虫が混在してる私という人間。 弱虫はいつも出番を待ってる。 そいつに立ちはだかってくれる強がり虫。 弱虫はいつだって私の不幸をひけらかすけど、強がり虫は「不幸は笑えるぞ」「作家には…

今、こんな気持ち

映画「幸せの1ページ」パンフレットの一枚。 昨日、祇園祭にわく京都市街の隠れ家で、久しぶりの二人会席。その時の気持ちがこんな感じかなと。 「幸せの1ページ」は、だいぶ前に見た映画ですが、このシーンが好きでした。孤独な魂と孤独な魂の出会いのシ…

ずっと好きだったんだぜ

高校生の頃、私には憧れの君がいました。 その彼はいくちゃんといって、同級の別のクラスだったけれど、ともかく、少女コミックに出てくるような人気者でした。下級生から同級生に至るまで、いくちゃんを観るために少女たちが遠目に群がるような…。 といって…

土方さんから頂いた龍馬伝チケット

といっても、永遠の土方スター☆の栗塚旭さんから頂いたチケットです。職業上も行きたかったので、とても嬉しいです〜 でも、もう、7月! 行かなければ〜 ついでに某医師会の講演打ち合わせ予定ですが、いつ行けるかしら。大河ドラマのせいか、昼のいい時間…

梅雨の庭と、沖田総司 辞世の句

【この写真はノンちゃんに頂きました。朝陽に映える紫陽花】 明るい言葉を書けない日は、花を観て雨を観て過ごしたい。 でも、仕事があるんだよね。 動かねば 闇にへだつや 花と水 沖田総司、辞世の句といわれる作。でも、真偽はまだはっきりしない。歌の意…

総司忌のあとに

総司忌から帰って、しばしたつと、なんだか反省点ばかりが思い浮かんでいたのです。 でも、今日、「新選組友の会」のOさんからお手紙が届きました。 今回の講演の記念に、あるお手紙を同封して下さったのですが、その同封されたお手紙とOさんご自身のお便…

総司忌の二次会

「今年は二次会があるのかなあ」というのが、まず心配でした。 というのは、毎年は新選組関係の研究&作家の方やご子孫のご講演が多いのです。 それで、山村竜也先生(NHK大河「新選組!」「龍馬伝」などの時代考証をなさっている著名な方です)が、二次…

総司忌のご報告その3

この日、講演会場へ、土方さんの義兄にあたる佐藤彦五郎さんのご子孫、佐藤福子さんのご主人、佐藤忠さんが来て下さいました。 しかも、素敵なプレゼントを頂きましたので、ご紹介致します。佐藤忠さんお手製の絵葉書です。 これは、「新選組!」の沖田総司…

総司忌のご報告2

第36回総司忌は、いろいろ心配ごともありましたが、墓参も記念講演も、300人以上(いや、実は400人を超えていたそうです)もの方が集まられたということです。 今年は総司さんのお墓の写真は撮っておりません。これは以前の写真です。 総司さんのお墓は、今…

総司忌のご報告その1

総司忌から戻って参りました。 感動したこと、楽しかったこと、嬉しかったこと、反省したこと……沢山で、とても一度にはご報告できませんので、19日、20日に分けてご報告させて頂こうと思います。 最初に、総司忌は、およそ300人の方が墓参され、さらに講演を…

いざ、出陣! 総司忌へ行って参ります。

【恋する新選組より/絵/朝未さん】 その準備で、今日はバタバタです。しばらく、留守にしますが、ご常連さま、ブログをどうぞよろしく見守って下さいまし。 19日は、新幹線とホテルで、講演内容の最後の調整をします。 その夜は、『忍剣花百姫伝』シリーズの…

総司忌について。good news & bad news

この数日、いろいろあって、初めて知りました。 総司忌をつぶそうという動きがあるそうです。専称寺への問い合わせは厳禁なのに電話が多数かかっているのも、何かそのあたりの動きと無関係ではないとの噂もあるようです。どちらにしても、このようなことが続…

世にも美しい空

「見るだけで幸運を招く画像」と、作家寮美千子さんもおっしゃった奇跡の一枚。 ミクシィのお友達、寮さんの、そのまたお友達のみずたにこういちさんが平城京遷都1300年祭で撮られたお写真です。しかも、この雲は、平城宮跡であらわれたそうです。虹色の…